姫路城(兵庫県)

姫路城

姫路城は、兵庫県姫路市にある城郭です。標高46メートルの姫山の上に石垣を積み上げて築かれた、平山城です。姫山の北側を起点に、螺旋型の濠が三重にはりめぐらされていました。

江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、建築物は国宝や重要文化財、城跡は国の特別史跡に指定されているほか、ユネスコの世界遺産にも登録されました。

天守閣は大天守と3つの小天守が渡櫓でロの字型につながる連立式天守閣です。美しい白壁と相まって、白鷺が羽を広げて舞う姿に喩えられる外観から、別名「白鷺城(はくろじょう/しらさぎじょう)とも呼ばれています(もっとも、白鷺城と呼ばれる理由は諸説あります)


姫路城
通称白鷺城
築城-廃城1346年-1871年
城郭構造梯郭式平山城
天守構造連立式望楼型五重六階
築城主赤松貞範
主な城主池田氏・本多氏・酒井氏

中尊寺金色堂(岩手県)

中尊寺金色堂

岩手県の中尊寺金色堂は、国宝第1号の建造物として知られる、奥州藤原文化を象徴する建物です。平成23年(2011)には世界遺産にも登録されました。

金色堂は、天治元年(1124)に上棟された、中尊寺創建当初の姿を今に伝える唯一の建造物で、屋根以外の堂の内外に金箔を押し当てた阿弥陀堂です。

堂内は須弥壇から4本の柱にいたるまで、透かし彫りの金具や漆の蒔絵、白く輝く螺鈿(ヤコウガイの細工)と、平安後期の工芸技術の粋を集めた装飾に包まれ、堂全体が1つの工芸品といった荘厳な趣になっています。

孔雀がデザインされた中央のの須弥壇の中には、奥州藤原氏の歴代当主の御遺体が安置されています(四代・泰衡は首級のみが収められています)

木造弥勒菩薩半跏像(京都/広隆寺)

木造弥勒菩薩半跏像(京都/広隆寺)


京都・広隆寺には2躯の弥勒菩薩像が伝わっています。「宝冠弥勒」と「泣き弥勒」です。

特に有名なのは、広隆寺当初からの本尊とされる「宝冠弥勒」と呼ばれる半跏思惟像。

国宝第1号指定の仏像として知られています。

新羅(朝鮮半島)から聖徳太子に贈られたと寺伝では伝わっており、それを裏付けるかのように、日本では用いられることのないアカマツ材でできています。

また、朝鮮半島には、これに酷似する弥勒菩薩半跏思惟像が多く見られることから、半島伝来の仏として間違いないと考えられています。

木造弥勒菩薩半跏像もくぞうみろくぼさつはんかぞう
年代7世紀前半(朝鮮三国時代)
大きさ像高123.3cm
素材木造漆箔(アカマツ材)
所蔵京都/広隆寺(霊宝館)

国宝とは

国宝(こくほう) [ 日本大百科全書(小学館) ]

日本に存する建造物、美術工芸品、文書などの文化財のうち、とくに「国の宝」というべき価値高いものとして選ばれ指定されたもの。古くは古社寺保存法および国宝保存法によって指定されたが、1950年(昭和25)8月、新たに文化財保護法がつくられ、現在はそれに基づいて行われている。これによって従来の旧国宝はいったんすべて重要文化財と改められ、このなかからさらに重要なものを選んで新国宝に指定している。また1950年以後に重要文化財となったものから国宝に格上げされた文化財も多く、すべてをあわせると2007年(平成19)3月現在1073件に及んでいる。なお、人間国宝というのは重要無形文化財の保持者に対する俗称である。

参照ページ:国宝 (Yahoo!百科事典)